犬連れでのお部屋食は、慎重なチョイスが必要です。
2020.11.14
オーベルジュメソンでは、
お部屋食でのフレンチのフルコースを提供できる客室がある。
お好みの音楽が流れる中、
大切な人たちと美味しい料理を食べながら、いい時間を過ごす。
このスタイルだからこそ、味わえる雰囲気がある。
この時間を、犬連れの方にも味わっていただきたいと願っている。
だから、部屋食かダイニングか、食事の場所をチョイスできる。
ただこのチョイス、飼い主の見極めがとても重要。
「うちのワンちゃんと、いっしょにごはんが食べられる!」と、
安易な判断は最悪の結果を招きかねない。
スタッフは文字どおり、一皿ずつ客室にお運びする。
テーブルセッティング→ドリンク→前菜→スープ→魚料理→肉料理→デザート→かたづけ。
これで、8回。さらに、ドリンクの追加、パンのおかわりなどが適宜。
コースによっては、さらに増える。
つまり最低でも10回は、客室に入る。
見知らぬ人間や人間の食べ物に激しく反応する犬は少なくない。
ふだんの暮らし方やしつけも様々。
私たちが客室に入ると、威嚇する犬・遊びたい犬が様々に反応する。
そのとき、どうなるか。
料理を食べるどころではなく、
鳴き声をいさめようとしたり、スタッフに向かおうとする行動を抑えようとしたり、
抑えきれないときには別室へ連れて行かねばならない。
これが、1回の食事だけで、10回繰り返される。
私たちの願いとは、真逆の結果となる。
私たちは、「大切な人たちと美味しい料理を食べながら、いい時間を過ごす」
このために、努力しているのに…。
なんてこった。
だからこそ、飼い主の見極めが大切なのだ。
よくできたワンちゃんをお連れの際の食事の風景は、とてもいいもの。
だが、みずからの飼い犬を決して甘く評価してはいけない。
我が家にも飼い犬がいるが、旅行には同行させない。
私たちの責任だが、「出来がわるい」からだ。