Loading...

ご予約

11月, 2023 | 【公式】オーベルジュメソン|滋賀・何もしない贅沢を味わう籠れる宿

Story

滞在中の楽しみ方を、
周辺のスポットや季節のトピックを
交えてご紹介しています。

体重増減物語

2023.11.30

ウイーンで暮らした1年半で、僕の体重は10キロ減った。
「日本のご飯でないと受け付けない」と、強く感じていたわけではない。
また、ダイエットしなくちゃとも思っていたわけではない。
当時を振り返ると、少しずつダメージが蓄積した結果なのかもしれないと思うようになっていた。

 

どうも要因はこのあたりにありそうだ。
①水が違う
②食材が違う
③大皿料理を作らなくなる
④物価が高い
⑤結果として食事量が減る
⑥よく歩く

 

①水が違う
移住時の荷物に、日本のスーパーマーケットで売られているカレールーを持参した。日本では常用していたものだが、それを使ってカレーライスを作るのだが味が全く違う。おいしくないのだ。
お茶、出汁なども、やはり味がずれている。
「味覚は大雑把」を自認しているのだが、どれもおいしいと思えない。
②食材が違う
野菜・肉・魚、多くは日本で売られているものとは少しずつ違う。
一番閉口したのはキャベツ。どれだけ煮ても焼いても、筋っぽさが抜けない。お好み焼きではおなじみの食材だが、何回目かには白菜に切り替えた。
もちろん安くて同じような味・触感のものはある。カリフラワー、インゲン類は多用した。
肉は薄切りはなく、ほとんどが赤み肉でそれがほぼ塊で売られている。メニューが思いつきにくいのと、どの肉も多少動物臭がある。
オーストリアは海がない内陸国なので、普通のスーパーに鮮魚はほぼない。大型スーパーや市場にはあるのだが、鮮魚はかなり高いし、それを生かす腕がない。
③大皿料理を作らなくなる
そんな中で日々自炊をしていると、メインの肉あるいは魚に付け合わせのワンプレートという洋風メニューが定着してきた。つまり、一人分の食事を夫婦分2皿だけ作るということになってきたのだ。
日本にいた頃は娘がいたので、数種類のおかずを大皿でというスタイル。したがって、個人の分量は「満腹になったらおしまい」という判断にゆだねられていた。
④物価が高い
オーストリアの人口は、大阪府民とほぼ同数。とても小さな国だが、一人当たりGDPは、日本よりはるか上にあり、ヨーロッパの中でもかなり豊かな国に位置する。ここで住んでいると、日本の収入も物価も安いことが、日本の活力を奪っているのがよくわかる。
そんな中でウイーンのスーパーマーケットの価格もレストランも、そんな日本人の感覚すると高い。今の異常なほどの円安を勘案すると、物価全般に、日本の2倍といっても過言ではないのではないか。それほどオーストリアの収入は日本に比べて高いのだ。
⑤結果として食事量が減る
結果としてウイーンでの食事の分量は、減少傾向にあったのだと思う。つまり年齢にふさわしい量になっていたのだと思う。
⑥よく歩く
ヨーロッパの車の標準は、左ハンドル、右側通行。日本の事情の真逆。だから、最初から自家用車を購入することは想定していなかった。
ウイーン市内は、地下鉄・トラム・バスがとてもよく整備されている。最も安い30日パスを購入すると、1日0.6ユーロ(約100円)で乗り放題になる。日々の暮らしはこれで十分。
ドアからドアまで車で移動する田舎よりも、公共交通機関中心の都会の暮らしは歩数が断然多くなる。私たちには通勤・買い物などが、適切な運動になったのだろう。

 

日本に戻って、半年で体重は移住前に戻った。原因は単純で、食事も運動も移住前に戻ったということだ。60歳を前にしてウイーンで暮らし始めたのだが、長年蓄積された味覚が1年半では覆せなかったということなのだろう。

 

オーストリアへの移住には、ポイント制の申請資格が必要だった。語学力や職能・職歴などでポイントが加算されるのだが、年齢もその対象だった。若ければ若いほどそのポイントは高い。申請時の私の年齢加算はゼロだった。

その判断は、ある意味正解なのかもしれない。

我が家の冬支度

2023.11.25

今日散歩にでかけたら、比良山脈のてっぺんにわずかな積雪があった。
1年半暮らしたウイーンから比良に戻って半年。
冬支度の季節になった。
暮らし方、暮らす地域にもよるのだが、この地域に住む人たちには、衣替えだけではない「冬支度」が必要だ。

 

我が家には薪ストーブがある。我が家では、薪ストーブと石油ファンヒーターを併用している。それでもひと冬超すだけの薪が必要になる。
薪ストーブ暮らしを始めて30年弱になるが、まだ薪を購入したことがない。うちのストーブは、廃材など何でも燃やしてしまうからということもあるが、近所で伐採された木や、メソンで剪定した木を薪にするだけで、ひと冬分は足りてきた。
この冬の分は、メソンで剪定した分で足りそうだが、来年分のメドはない。来冬にかけて薪をどこでどう調達するか、アンテナを張っておく必要があるのだ。 

 

もう一つの課題は車。
この地域の山手のエリアは、ひどいときには膝までの積雪がある。
降雪にどう備えておくかは、とても大切になる。
私たちが比良に帰ってきたとき、乗れる車は軽トラだけだった。
軽トラを運転するのは大好きなのだが、3速までしかない20年落ちの車では、遠出ができない。
帰国早々に、冬でも乗れる4WDのドイツ車を探しだし、それを見に中古車屋さんにいったのだが、妻の反対にあい、メーカー違いの2WDのドイツ車を購入した。
だからあらためて、冬対策用の車をこの時期に探すことに。
免許取りたての二女も乗るので、小さめサイズで多少の擦りも気にならないものが必要。。
車種も絞れないまま、1か月ほどネットであれこれ見ていたのだが、ようやく近場の中古車屋さんで、20年落ちの国産4WDの軽自動車に決めた。
スタッドレスタイヤもノーマルタイヤも、その中古車屋さんにあった中古タイヤが使えそうなので、同時に購入。

 

ぼろぼろだった長靴も買い直したし、これで我が家の今年の冬対策は完了なのか?

Christmas market from Vienna!

2023.11.24

年明けまで、ウィーンの街はクリスマス一色に彩られます。
オーベルジュメソンの前オーナーは、ウィーン在住経験をもち、今もウィーンのクリスマスマーケットを経営しています。

ウィーンを知り尽くした前オーナーが、ウィーンのクリスマスマーケットの「本当にいいもの」だけを、メソンに持ち帰りました。

スペースが限られているので、表に出ていない物もありますが、一部ご紹介いたします!

 

クリスマスピンバッジ ¥1,600
胸元や帽子に1つあるだけで、一気にクリスマスムードに

ドロップ型オーナメント ¥2,880
ボール型のオーナメントよりシックな雰囲気のツリーになります。

ぶたさん型オーナメント ¥4,100
「ザクリスマス」というイメージとは少し違う、かわいらしい動物モチーフのオーナメント、揃えております。

クリスマスブレンドティー ¥1,410
シナモンやアップルなどがブレンドされた紅茶。ちょっとしたお土産にも。

なかなか出会うことのないウィーンからのクリスマス雑貨たち。お家にお1ついかがでしょうか?

———–

【全国旅行支援ご予約受付中!】

11月27日〜12月26日まで、滋賀県のお宿がお得にご利用いただける「今こそ滋賀を旅しよう!」が実施されています。
※公式サイトからのご予約限定です。

詳しくはこちらのお知らせ及び全国旅行支援公式サイトをご覧ください!

しが割」も併用可能です!

———–

ご予約はこちらから。

 

プランを見る→Stay Plan

お部屋を見る→Rooms

お料理を見る→Meal&Restaurant

今週のおすすめ食材は?

2023.11.04

   

シェフは、いつも美味しい食材を探し続けています。

 

それなのに、せっかく見つけ出した食材のことを、
私たちスタッフがあまり知らないまま、お客様にご提供していてはもったいないと思い、

シェフが仕入れた食材について、週に1回、ミーティングを行うことにしてみました。

 

こちらでも随時、食材の情報はシェアしていく予定ですので、
お楽しみに!

 

こちらは、地元産のお野菜がぎゅっとつまった、付け合わせ。

通常のカブより、みずみずしくジューシーなモモカブ(右下のピンクのお野菜)、

今が旬の甘くて美味しい安納芋(奥の真ん中)など、

いつも5、6種類の野菜が使われています。

 

皮をむいてローストした、黄色人参、紫人参。

 

シェフの同級生でもある、ひら自然菜園の加地さんから

「よかったら試して~」と入れてもらった、ハヤトウリ。

シャキシャキとした食感をどう生かすか、模索中とのことです。