最近、ご予約に余裕がある日を活用して、日頃お世話になっている会社やお店を訪問させていただいています。
先日は、京都のほうへスタッフで伺いました。
その日回らせていただいたのは、
お肉の「銀閣寺大西さん」
お魚の「大寅」さん
フランスワインの「CAVE de EBINA」さん
イタリアワインの「イタショク」さん
ウェディングドレスの「Ginza Couture NAOCO」さんです。
銀閣寺大西さんと、大寅さんでは、実際のお仕事場を見学させていただくことが出来ました。
そこで一番印象的だったことは、こんなにも「人」が作業しているんだ!ということです。
これまでの私は、マグロや牛を何かハイテク機器にいれると、「ポン!」とお刺身やお肉のスライスの形に変化するような勝手なイメージを持っていました。(笑)
ところが実際に見てみると、たくさんの従業員の方が、「職人」とも呼べるような細かい手さばきで、食べられる部分と、骨や内臓などの食べられない部分に切り分けておられました。
「マグロの解体ショー」は、ただのショーではなく、全部のマグロに対して行われているんだ…ということを、恥ずかしながら初めて知りました。
(厳密に言えば、違うかもしれませんが…)
そしてもう一つ、今回はそういった現場を実際に見ることはありませんでしたが、人の口に入るために、「失われている生命」があるということも忘れてはならないと、改めて感じる機会ともなりました。
また、全体を通して感じたことは、もっとそれぞれの方と活発にコミュニケーションを取っていきたい、ということです。
どこへ伺っても、私たちの質問に対して丁寧に回答頂き、それぞれの分野に対する興味がとても強くなりました。
私たちが扱っている商品について、より多くの情報を得ることで、お客様へご提供する際にもよりその商品を楽しんでいただけるお手伝いが出来ると思います。
せっかく、それぞれの分野に長けている方とコミュニケーションをとる手段があるのなら、これからもこまめに連絡をとり、より深い知識を身に着けていきたいと思いました。
以下は、スタッフによる各店舗ごとのショートレポートです。
■イタショクさん担当:スタッフ(た)
今回、メソンにイタリアワインを入れて頂いている、京都のイタショク様にスタッフで行かせて頂きました。
興味深いお話が聞けて、とても有意義な楽しい時間を過ごすことができました。
今月の25日からメニューが変わるにあたって、ペアリングのお話。
どうやってお料理に合わせるかというコツの一つとして、ワインを調味料として考えるという方法を教えて頂きました!
よりワインを知る為のコツや、ワインのルーツ、ヴィンテージのものも見せて頂き、さらにワインに興味を持つことができました。
■大寅さん担当:シェフ石塚
朝5時、滋賀県を発ちメソンのスタッフで冬の寒さ漂う京都魚市場の見学を楽しんで来ました。
新鮮な魚介類が溢れ、活気のある市場に早朝から刺激を受け、次の新たな料理メニューのアイデア検討中です。
海の幸とイタリアンの融合、楽しみが一杯です。
■CAVE de EBINAさん担当:オーナーふうか
フランスワインをご提供していただいているのは、御所の南にある「CAVE de EBINA」さんです。
一日のスケジュールの都合上、開店前のお時間に伺ったのですが、快く対応いただき、お店の中を見学することが出来ました。
コンパクトな空間の中に、ワインが所狭しと並べられ、ワイン好きにはとても魅力的な店内です。
京都の老舗の旅館にも卸しておられる海老名さんですが、一般の方のご利用も可能です。
お店に立ち寄るときっと気さくに相談に乗っていただけると思います!
■銀閣寺大西さん担当:スタッフ(な)
お肉の仕入れ先、銀閣寺の大西さんへ見学に行ってきました。
社長さんが自ら目利きし、月間100頭もの牛を購入。
そのあと、加工場にて解体。
とても大きな塊肉(その時に見たのは300㌔の塊がいくつもぶら下がってました!)が、
職人さんの手作業により、部位ごとに切り分けられていきます。
また、骨を取り除く作業は、慎重な作業で黙々と作業を進めている職人さんに見入ってしまいました。
部位ごとに分けられたあとは、真空にして、お店などに届けられます。
ミンチやこま切れの製造過程は、なんとなく想像できますが、さらに裏の裏の加工場、解体作業を見学できたのは、とても良い体験になりました。
創業当時より、安心・安全・良質なお肉をお客様にお届けするべく、日本だけではなく、海外へも幅広く展開されています。