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滞在中の楽しみ方を、
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旅から湧く妄想。

2019.03.10

この2月に中欧の3都市に旅行した。

 

この期間、「トラベロコ」というサイトを通じて、

そのエリアに在住する日本人の方々と、

1回ずつ食事をともにしていただいた。

 

下記は、その中のお一人に日本に戻ってからお送りした、

メールの一部です。

 


 

大変お世話になりました。

日本に帰ってから、仕事復帰まで中2日とりましたので、
なんとか正常な状態に戻れそうです。

 

宿泊業を営む私たちが、あらためて痛感したことは、
どの土地を訪れるのであれ、
旅の良し悪しの評価のベースは、

食事・ホテル・人が占める割合が非常に高いのだということ。
つまり、宿泊施設は決定的要素をになっているということです。
(私たちのオーベルジュは、原則2食付きでしか予約を受け付けません)

 

この感覚に、かなりドキッとしました。
私たちは、こんな重い覚悟で日々仕事をしていたか、という感じでしょうか。

 

今回、ブダペスト→ウイーン→プラハの3都市、4つのホテルで宿泊しました。
うち3つのホテルは、日本の旅行代理店の低価格のフリープランによるチョイス。

そんな旅だったこともあってか、
上記のようなことを強く思うのかもしれません。

 

母国語圏が、非常に狭い日本人にとって、
外国旅行はつらいものがあります。
その意味で、日本人にによる日本語の旅のアドバイザーの存在は、とてもありがたい。
旅の良し悪しを決めかねない、「人」がそこにかかわってくれるからです。

 

もちろん、個人差はあると思いますが、
レストラン、宿泊も含め、比較的安価な施設ほど、
おおよそスタッフに「私の収入は、あなたの支払いが源泉になっている」

という感じを持ちません。

その国あるいは地域がもつ「働くこと」にたいする、

ある「基礎」ができあがってしまっているのでしょう。

そこに、会話が成り立ちにくいという要素が加わります。

 

日本人がヨーロッパを旅する「苦行」は、施設的な要素もあります。
「公衆的トイレが有料」「ウォシュレットがない」「バスタブがないホテルがある」…。

 

「自分たちが、日本人のくつろぎにふさわしいホテルをつくったらいいんだ!」
今回の旅で、強く思ってしまったわけです。
私たちには、そのための経験はあると。

 

宿泊施設できちんと経営は成り立たせつつ、
音楽やバレエなどで留学してくる若い日本人の「下宿」的な要素も

併設できたらいいなぁなどと妄想も…。
(旅の出発直前に「のだめカンタービレ」を見ていたわけです。)

 

いまのオーベルジュ同様、ゆっくりとリニューアルを繰り返し、
経営を安定させていくような流れになるでしょう。
ウイーンの歴史や文化を大切にしながら、
日本人にとって心地のいい施設に仕上げていく。

 

 

飛行機に乗ることをできるだけ避けたい私が、
多様な文化を楽しめる大陸に居を移せることは、
何よりの楽しみです。

 

これまでの経験を活かしながら、
これからのゆったりした暮らしと、経営をきちんと両立させる方法として、
実現の可能性を模索していきたいと思います。

 


 

と、妄想しているのは楽しいものです。

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