旅に「余白」をつくる
2026.09.04

メソンには「何もしない贅沢を味わう、籠もれる宿」というコンセプトがあります。
でも、「何もしない」って何なんだろう、とこれまで自問自答してきました。
先日、比良にお住まいの方とお話ししていた時に、そのヒントをいただきました。
「メソンさんでの旅行は、予定を詰め込みすぎず、「余白」があった方が良いですよね」
彼女としては、何気ないひと言だったのだと思いますが、この地域の空気感を知っているからこその言葉だったように思います。
それは、「何もしない」宿を選ぶということは、自分の時間の中にあえて「余白」を作るということ。
だからこそ、私たちはお客さまに、メソンで少しでも長く過ごしてほしいと願っているのだ、と思いました。
色んなお店や名所を回って忙しなく過ごすのではなく、
「余白」を作ることが豊かな時間の過ごし方だと感じているからです。
メソンを選ぶお客様は、この考えに何となく共感していただいているからか、多くの方が15時のチェックインを待つように訪れてくださいます。
「余白」について考えていたら、以前聞いた「overskud(オアスク)」というデンマーク語を思い出しました。※
「他人のために使える時間や心の余裕」といった意味で使われる言葉とのこと。
デンマークでは、16時に仕事を切り上げて、労働と休息の間に、家族とゆったりと過ごす「第3の時間」を設けるそうです。
これは、メソンでの「余白」と近い考え方ではないかと思いました。
先日のお客さまも、
「子どもが産まれてから、久しぶりに夫婦でゆっくり話す時間が取れた」と仰っていました。
「余白」を過ごすからこそ生まれる、新たな何か。
人によっては、お昼寝の時間かもしれませんし、読書の時間や、家族での大切な時間になるかもしれません。
この秋は、予定を一つ減らして、「何もしない時間」を過ごしに来ませんか?
※Podcast「Beyond WOMANSHIP」に登場します。














