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2021春。ウイーン移住への記録 第17回 | 【公式】オーベルジュメソン|滋賀・何もしない贅沢を味わう籠れる宿

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交えてご紹介しています。

2021春。ウイーン移住への記録 第17回

2020.09.08

オーベルジュメソンの経営を、
まったくの素人から夫婦で始めて18年が経ちます。
そんな僕たち夫婦が1年後の2021年春、
ウイーンへ移住し、開業することが決まりました。
この連載は、移住までの顛末を記録していきます。
「今の暮らしを変えたい!」なんていう希望をお持ちの方々に、
なにかのお役に立てればとリアルタイムに書いていきます。

ちなみに移住までは、夫婦ともメソンで仕事をしております。
その後のオーベルジュメソンの経営は、わたしたちの長女が引き継ぎます。
(このブログはあくまで夫の観点から書いていきます。
妻の観点は直接お聞きください・笑)
────────────────────────────────

 
前回のこのシリーズを書いてから、ちょうど3か月。
メソンも、移住の話も事態は大きく変わりました。
 
6月初旬まで宿泊部門は大量のキャンセルと、
新規の予約がほとんど入らない状況が続いていました。
また、春に予定のウエディングがすべて延期。
いつ回復の芽が出てくるのか、
全く読めない状況でした。
 
が、7月以降宿泊部門は一気に回復し、
前年比を上回る実績になります。
 
これまで、経験したことのないほどの満室の連続に、
レストラン部門をすべて休止して、
宿泊部門にエネルギーを集中させてきました。
 
 
 
さて、本題です。
移住の話は、静かに、着実に進行しています。
 
前回は、「私たちの事業プラン」が移住の成否を決めると書いていましたが、
一転、移住の成否を決めるのは、「私自身」であることがわかってきました。
(ここがとても重要なのですが、二転三転しています)
 
 
 
(以下、オーストリア経済振興会社サイトより)─────────────────────────────────
2011年7月1日以来、Rot-Weiß-Rot – Karte (赤白赤カード)制度を利用することにより、オーストリアで就労を希望する就業者の世界中からの移住が可能になりました。 この条件付き移住制度(ポイント制)を用いて、第三国(EU諸国、アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー、スイスには別制度が適用)からの高度な資格を持つ就業者およびその家族はオーストリアでの長期移住ができます。Rot-Weiß-Rot – Karte は次のような人材を対象にしています。
─────────────────────────────────
 
つまり申請に必要なのは、上記のポイント。
これをクリアしないと、そもそも申請資格が得られない。
 
そのポイントはどのように計算されるのかは、
下記のサイトから。
(日本語に翻訳の必要があれば、それが可能なアプリでご覧ください)
 
 
つまり、問われているのは
・学歴
・オーストリアで必要な職業能力のための職歴
・英語能力
・ドイツ語能力
・年齢(若いほどポイントが高いが、ぼくの年齢ではゼロ)
 
 
僕の場合、申請に必要なポイントのためには、
英語のA2と、ドイツ語のA1が最低限必要になります。
 
A1とかA2というのは、
CEFR(セファール)、ヨーロッパ言語共通参照枠の基準を指します。
欧州全体で外国語の学習者の習得状況を示す際に用いられるガイドラインのこと。
 
世界中の英語検定の中での対照表は下記から。
 
このうち、オーストリア政府が公認している英語資格をとる必要があります。
ケンブリッジ証明書、TELC、IELTS外交、TOEIC外交、TOEFL外交。
(表記は自動翻訳による)
 
 
このうち、滋賀から近い場所、しかも最短で受験できる資格は、ケンブリッジ英語検定。
検定の申し込み期日ぎりぎりでしたので、
速攻で8月30日の受験日に申し込みました。
 
受験本番まで、ちょうど2か月前です。
さて、準備は間に合うのか?
 
 
 

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