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2021春。ウイーン移住への記録 第8回

2020.04.20

オーベルジュメソンの経営を、

まったくの素人から夫婦で始めて18年が経ちます。

そんな僕たち夫婦が1年後の2021年春、

ウイーンへ移住し、開業することが決まりました。

この連載は、移住までの顛末を記録していきます。

「今の暮らしを変えたい!」なんていう希望をお持ちの方々に、

なにかのお役に立てればとリアルタイムに書いていきます。

 

ちなみに移住までは、夫婦ともメソンで仕事をしております。

その後のオーベルジュメソンの経営は、わたしたちの長女が引き継ぎます。

(このブログはあくまで夫の観点から書いていきます。

妻の観点は直接お聞きください・笑)

────────────────────────────────

 

ドイツのご夫妻から舞い込んだ、

ギャラリーショップのオーナー(Mさん)は、

このご夫妻が経営する美術関係の会社のビジネスパートナー。

ご夫妻との関係ができる前から、

このショップは、Mさんご夫妻が自分の子どものように大切に育ててきたお店の一つですが、

奥さんの体調がすぐれないため、

その一つを引き継いでくれる人を探し始めたようなのです。

 

そんな話が、私たちに舞い込みました。

住所と何枚かのお店の写真、

テナントの賃料と在庫や什器などを買い取るおおまかな費用が、

メールで伝えられました。

 

グーグルマップでその住所を入力すると、

私たちが出口として使ったベルベデーレ宮殿のゲートの真正面。

買取費用はなんとか賄えそうだし、

賃料はそのお店を軌道に乗せれば何とかなる。

あとは、自分たちが住むアパートメントの費用と生活費が出せれば、

なんとか生きていけるかも‥‥。

それに「子どものように育ててきた」という感じは、

とてもよく理解できます。

私たち夫婦にとっては、まさに奇跡。

迷う余地はゼロです。

「やります!」と即返信しました。

 

しばらくすると、

オーナーさんからおおよその契約内容や、

引き渡しの時期についてのプランが送られてきました。

メソンでの私たちの仕事も残っているので、

若干の調整をしていただき、決まりました。

引き渡しは、2021年4月。

 

昨年の年末あたりから、

メソンのスタッフ、取引先、地域の人々、友人たちに

「2年以内に、ウイーンに移住します」と伝えてきました。

でも正直なところ、この時点は「移住の意思」はあっても、「根拠」はゼロ。

自分たちでも、明確な日程を言い出すことはできませんでした。

 

私たちのウイーン移住プランは、

自分たちの努力というよりは、

私たちが出会った周りの人の縁が知らないところでどんどん繋がっていき、

自力のがんばりで見つけ出すよりも、

はるかにいい形で決まってしまったことになります。

「なんてことだ‥‥‥。」

移住期限の決定権は、現オーナーにあったとは。

 

この話を本当に実現しようとすると、

ここから自力で地道な作業が必要になります。

①オーベルジュメソンが、今後もちゃんと経営が成り立つようにすること。

②オーストリアで会社をつくること。

③私たちにふさわしい滞在ビザを取得すること。

④住むところを決めること。

⑤ドイツ語、英語の学習

⑥出発前に、自宅にある自分たちの荷物をゼロに近い状態にすること。

 (ウイーンには手ぶらで行こうと思っています)

 

このための準備を、すぐ始めることになります。

 

 

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