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Blog | 【公式】オーベルジュメソン|滋賀・何もしない贅沢を味わう籠れる宿 - Part 3

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当面、営業を休止いたします

2023.04.29

ランチは月に数日のみ営業をしております。

※写真はディナーメニューです。

 

当面の間、ランチ付きプランを含む、

ランチの営業を休止いたします。

 

営業再開の際は、こちらでお知らせいたします。

 

誠に勝手ではございますが、ご理解のほど、宜しくお願いいたします。

お料理について

2023.04.29

5/11から、モダンイタリアンへ。

 

オーベルジュメソンは創業以来、地元食材を大切にしたクラシカルなフレンチ「里山フレンチ」として、好評を得てきました。

1989年生まれの若きシェフを迎え、2023年5月11日から「里山イタリアン」として、新たな挑戦を始めます。

新シェフは、尾張徳川家御用達・名古屋最古の料亭で、また京都では、近代日本画の先駆者の旧私邸で、それぞれのレストラン部門を歴任。調理部門のトップも務めてきました。

その土地を代表する歴史と文化を、そして日本の四季と旬を、モダンイタリアンと融合させながら、料理を作りあげてきた経験をもちます。

そんな彼が「自分が生まれた土地・素材で料理をつくりたい」という思いからメソンと出会います。(ちなみに彼の実家は、メソンから車で10分ほどのところにあります!)

同級生が手掛ける自然野菜。土地勘を生かした山菜やたけのこ。琵琶湖の漁師とのつながりなど彼にしかできない、食材、との出会いがあります。

その一方、田舎の小さなオーベルジュだけでは作ることのできない、これまでの彼の経歴で培ってきた日本と世界の生産者たちとの広いネットワークも存在しています。

その両者を生かしながら、オーベルジュメソンの「おいしいこと」にこだわった、料理をこれまで通り提供し続けていきます。

 

下記のメニューを基本として、各グレードにふさわしいメニューをご準備させていただく予定です。

「地方×美味しい」の新しい表現

生産者との繋がりを活かし、旬の物を最も美味しい状態で手に入れる事が出来る生産地だからこそ味わえる極上のイタリアン。

コース1
前菜
・近江鴨のロースト
・近江野菜のバーニャカウダ
・鮮魚のマリネ 有機トマトのズッパ

パスタ
・牛テールのラグーソース 
ペコリーノロマーノ


・鮮魚と雲丹のグラチネ ビスクのソース

メイン
・近江牛サーロインのグリル 
 レフォールとマルサラのサルサ
または
・鹿肉のロースト アドベリーのソース

本日のデザート

オーベルジュメソンは、これまで以上に、皆様のご期待に応える料理を提供してまいります。
ご期待ください。

雪への備えをお願いします

2022.12.03

例年12月後半から2月前半にかけて、オーベルジュメソンの位置するエリアは積雪があります。

 

今年は暖冬と言われていますが、どこかのタイミングでは大雪になると予想しています。

 

そのタイミングがいつになるかは分かりません。

予報は変化する可能性もございますが、

ご宿泊日前日・当日・翌日に、「滋賀県北部」に「雪マーク」が表示されている場合は、

以下の対応をご検討ください。

 

  • ■お車でのご来館予定のお客様

 スノータイヤの装着、あるいはチェーンのご持参、ロードサービスへのご加入をお勧めいたします。

 状況をみて、直前に電車移動へご変更も可能です。ご相談ください。

 

  • ■電車でご来館予定のお客様

 到着時刻をお知らせいただければ、駅からメソンまで送迎いたします。

 当日のJRの運行情報をお客様ご自身でもご確認ください。

 送迎希望の方が多数の場合、駅でお待たせする可能性がありますこと、ご了承ください。 

 

  • ■念のため、ご出発前に雪の状況をメソンまでお問い合わせください。

 

なお、こちらからのお断りの連絡をする場合を除いて、

 

「キャンセル料の免除」や、

「無料での日程変更」のご要望は、お受けしておりません。

通常通りのキャンセル料が発生いたします。

キャンセルポリシーはこちらからご覧ください。

ご利用ガイド

慎重にご対応いただければ、毎年みなさま問題なくご利用いただいております。

安心・安全なご旅行のための、ご準備をお願いいたします。

 

———–

【全国旅行支援ご予約受付中!】

11月27日〜12月26日まで、滋賀県のお宿がお得にご利用いただける「今こそ滋賀を旅しよう!」が実施されています。
※公式サイトからのご予約限定です。

詳しくはこちらのお知らせ及び全国旅行支援公式サイトをご覧ください!

しが割」も併用可能です!

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ご予約はこちらから。

 

プランを見る→Stay Plan

お部屋を見る→Rooms

お料理を見る→Meal&Restaurant

オーベルジュメソン スタッフ募集中

2022.04.07

料理長の募集は終了しました。

比良の森の中に静かに佇む隠れ家のような宿。それがオーベルジュメソン。

 

周りにあるのは、季節の移ろいを感じさせる美しい樹木たち。鳥のさえずりや心地よい葉ずれの音。そんな自然豊かな環境と、アメリカ人クラフトマンが組み上げた重厚な建物を味わってもらおうと、開業以来ずっと “何もしない贅沢” という旅のスタイルを提案してきました。

 

オーナーの渡辺さんご夫妻がメソンを始めて今年で20年目。ご夫婦は縁あってウィーンへ移住することが決まり、新オーナーを引き継いだのは長女の風香さん。

これからのメソンをどうしていくか。地域の中でどんな価値を生み出していくか。

新しいチームで未来を創っていくため、料理長候補、経営・店舗運営マネージャー、宿泊施設・レストランのサービススタッフなど、新生メソンのコアメンバーとなる人材を募集しています。

 


優雅なひとときを提供するオーベルジュとして

大津駅周辺から車で約30分。バイパスを通って比良ランプで下りると、目の前に雄大な琵琶湖が広がり、思わず「うわぁ!」と声をあげそうになる。そこからさらに比良の森の中へ入って行くと、もともと別荘地だったエリアだけあって樹木の間に素敵なお家が点在している。

 

なかでもひときわ目を惹く、おしゃれなエントランスゲートを発見。ここが1日5組限定のオーベルジュメソン。オーベルジュとはフランス語で「料理が自慢のホテル」「宿泊施設を備えたレストラン」という意味。その土地ならではの食材を使った美食に舌鼓を打ち、ゆったりとした時間を過ごせるのが魅力だ。

迎えてくださったのは、オーナーご夫婦と長女の風香さん。まるで遠い異国を訪れたような、重厚でクラシカルな雰囲気のレルトランルームで、まずはメソンの歴史についてお伺いした。

ご主人「もともと私たちは京都に住んでいたのですが、子どもが生まれてからもっと自然豊かなところに住みたいと思い、このあたりで土地探しをしていました。その時に迷い込んだのがこの建物だったんです。ここはもともとアメリカから資材を輸入してアメリカ人のクラフトマンが建てた本格的なログハウスで、初代オーナーは中国人、2代目オーナーはアメリカ人女性と日本人男性のご夫婦でした。

初代オーナーの頃から宿泊施設でしたが、私たちが2代目オーナーと出会った頃にはなかば休眠状態。前オーナーから「君たちここをやってみないか?」と声をかけてもらったのがきっかけです。

私はそれまで会社員、妻は歯科衛生士で、自営業の経験も宿泊業や飲食業の経験もありませんでした。でも自分の住むこの地域で自立したいという思いはあったので、ここを買い取り、再スタートさせようとしたのが今からちょうど20年前です」

 

今でこそ、北比良には定住されているお家やおしゃれなお店もあるが、当時は閑散とした別荘地。家は数えるくらいしかなく、お店は皆無。営業しているのはメソンだけだった。そんな状態だったから、ここを買うと決めた時、周囲の人たちからは「やめたほうがいい」という反対意見がほとんどだったという。

 

奥さま「でもね、この建物の雰囲気がすごくいいでしょう。自分たちもとても気に入って、個人の所有物にしてしまうより、たくさんの人が出入りできるオープンな場所にしてあげないと、と思ったんです」

 

ただ、この建物を買ったはいいが、使い道まで考えていなかった。さまざまな案を考えた結果、ウエディングから始めることにした。

 

奥さま「2代目オーナーのお手伝いをされていたスタッフさんがウエディングをするならサポートしますよと言ってくださって、できるかどうかわからないけどやってみようと。それでまずブライダルフェアを開催したら、けっこうな組数のカップルが見学に来てくださって、次の春にウエディングする方も5組決まった。それなら素人料理ではなく、プロの料理人がいるねということでシェフを雇って本格的にスタートしました」

 

ご主人「メソンという名前は前オーナーから引き継いだものですが、それまではオーベルジュと名乗っていませんでした。でもウエディングを始めて、シェフを雇ってレストランも営業することになってから、私たちが目指すのはこれかもと気づき、オーベルジュを名乗るようになったんです」

 

 

比良というエリアで育まれた感性

「オーベルジュメソン」と名乗り、目指す方向性は定まった。しかし先ほども言った通り、当時この周辺には何もなかった。琵琶湖バレイも白鬚神社やメタセコイア並木も今みたいに観光客がこぞって訪れる場所ではなかったのだ。

 

ご主人「じゃあどうしたらわざわざここに来てもらえるか。まずは美味しい料理がなによりも大切。そしてここで過ごすことを目的にするような旅のスタイルを創り上げるために、客室を一つひとつリニューアルしていきました。またライブラリーを作ったり、コーヒーメーカーやCD/DVDプレイヤーを置いたりして、ここでゆっくり過ごすことができる仕掛けを考えてきたわけです」

美味しい料理を食べて、ゆったりと贅沢なひとときを過ごす。まさにオーベルジュのスタイルを追い求め、この20年間エネルギーを注ぎ込んできたという。

そして「ウエディング」と「オーベルジュスタイルの宿」という事業の2本柱がしっかり安定してきた頃、観光雑誌に「比良」が特集されたり、「かんじる比良」というイベントが開催されたりと、地域にも少しずつ集客力がついてくるようになった。今では比良や近江舞子一帯が関西から近いリゾート地として観光客に注目され、移住者の憧れの地にもなっている。

ご主人「紆余曲折がありながらも、初代オーナーの時代から今まで40年以上メソンが存在し続けてきたことはこの地域にとって何らかの影響力があっただろうし、私たちは地域に支えられながら経営できていることに感謝しています。今はエリア自体の魅力も高くなってきて、移り住んでくる人たちも素敵な人たちが多いですし、とてもいい状態になっていると思いますね」

 

何もしない贅沢を味わう、籠もれる宿

 

一通りメソンの歴史と現状をお聞きした上で、今度は風香さんに客室を案内してもらうことに。

まず初めは、本館2階にある和モダンスタイルのスーペリアルーム。

こちらは天然木の温もりを活かした洋風のリビングに、市松模様が美しい琉球畳の和室を組み合わせた設えで、肩肘張らずゆったりと寛げそう。

 

お次は、森に包まれた完全独立型のコテージ「比良別邸」。重厚感あふれるログハウスに、センスのよいインテリアや家具が配され、ここに住んでみたいと思うくらいの心地よさ。大きな窓から眺める緑は絵画のようでもあり、心癒やされる風景になっている。

 

そして次に案内していただいたのは、同じく森の中に佇む「ログコテージ」。驚くほど大きな丸太に、本物の石の意匠が印象的な建物だ。ロフトもあり、2世帯でご利用されるお客様も多いとか。

 

最後は、「本館ハナレ」へ。こちらは本館内にありながら専用玄関が用意され、プライベートな私邸の雰囲気が感じられる。「向かい合う部屋」をコンセプトに大きなテーブルも設けられ、上質な料亭に来たよう。コースは里山フレンチだが、この部屋では日本酒を頼まれるお客様が多いというのも納得だ。

 

スタッフにも心地よく働いてもらいたい

 

さて、ここまでの話でメソンがどんな場所かわかっていただけただろうか。

ここからが本題。「メソンで働くこと」について着目してみよう。今回の募集は、料理長候補から経営・店舗運営マネージャー、宿泊施設・レストランのサービススタッフまで幅広いが、現在はどんなスタッフさんが働いておられるのか聞いてみた。

 

ご主人「常勤の方もパートさんもいらっしゃいます。ほとんどがメソンから半径5キロ圏内に住んでおられる地元の方ですね。今回も半径5キロ以内の方に来てほしいとまで言いませんが、この比良エリアの価値みたいなものを理解されている方がいいなと思っています」

 

なるほど。お客様と接する上で、このエリアの魅力を知っているというのは強みになるだろう。

勤務時間や働き方はどんな感じですか?

 

奥さま「常勤の方は朝食からチェックアウト、ベッドメイキングまでしてお昼休憩を取り、チェックインまで担当する早番と、チェックインから夕食までを担当する遅番がいます。パートさんは一人ひとりご都合のいい時間帯に来てもらっていますね」

 

ご主人「料理長は現在1名で、朝食も夕食もウエディングもすべてやってもらっています。でもそれは現料理長の希望でそうしているので、彼が退職した後、新しく入られる方はまたその方の希望・力量によって働き方は変わってくると思います。2人体制になるのもかまいません」

働き方はその人の希望や適性によって臨機応変に。1日5組のこぢんまりした宿だからこそ、一人ひとりの希望に沿いやすいのかもしれない。またメソンが週休2日だというのも特筆すべきポイントだ。

 

ご主人「宿泊業ってどうしても長時間労働になりがちで、休みにくいイメージがあると思うんです。そこで私たちは3~4年前から営業日を週5日にしました。これには選択肢が2つあって、1つはスタッフを増やして365日営業にする。もう1つはスタッフを少数精鋭にして営業日を減らす。私たちは後者を選んだわけです。それは私たちの想いをしっかりスタッフに共有したいのと、心地よく仕事をしてもらいたいから。だから冬休みも2週間きっちり取ってもらい、海外などに出かけてリフレッシュできるようにしているんですよ」

 

メソンには、「高いレベルの仕事をするためにはスタッフ自身がいつも気分よく、リフレッシュしていることが大切」という思いがある。確かに、客室はとてもきれいに清掃され、髪の毛1本落ちていなかった。森の中にあるのに敷地内はきちんと手入れされ、庭を楽しめるようになっていた。調理や接客もきっと素晴らしいんだろうなとたやすく想像することができた。

 

事実、世界最大級の旅行プラットフォームであるトリップアドバイザーでは、2013年から2019年までの6年間、小規模ホテル部門・ファミリー部門・ベストサービス部門といったいくつのカテゴリーで日本のトップ20にランクインしてきた。メソンの考える“高いレベルの仕事”はしっかりとお客様にも評価されているのである。

ご主人「旅には必ず主催者がいるんです。その人が一緒に旅しようと声をかけるのは、その人にとって大切な存在。そして漠然と、いい時間が過ごせたらいいなぁと思って来られる。そこで私たちがいい時間を過ごしていただくために何ができるかというと、お客様を常に“快”の状態にし続けること。美味しい料理、きれいな客室、丁寧な接客、快適な設備…。もしどれかが少しでも欠けたら不快じゃないですか。だから、どの仕事も高いレベルで維持し続けることが、私たちにとって重要なんです」

 

奥さま「黒子に徹しながら、旅の主催者が考えるいい旅ができるようにサポートする。それが私たちの仕事ということです」

しかし、オーナーが思う“高いレベル”と、スタッフが思う“高いレベル”は違うかもしれない。

それを一致させるために社員教育をされることは?

 

奥さま「特別なことはしていません。コロナ禍の前にはみんなで食事することもありましたけど。どちらかというと私たちが教育するより、お客様がスタッフを育ててくださるんです。うちではお客様ごとのカードを作っていて、そこにスタッフが引き出したお客様の情報を書いています。また各客室に置いたノートには、お客様が自由に感想を書いてくださっています。そういうダイレクトな声から、お客様に喜んでいただいた成功体験を積み重ね、励みにしているのだと思いますね」

 

これからも時代に合わせてアップデートを

 

ところで、2020年4月にメソンを引き継いだ新オーナーの風香さんは今後についてどう思っているのだろう。また20年もの間、ご両親の仕事を間近で見てきて、どんな思いを抱いていたのだろうか。

 

風香さん「もともとメソンを継ごうと前向きに考えていたわけではありません。でも不思議とイヤだとも思っていなかったんです。それは両親が私から見ると楽しそうに働いていたからですね。それで大学在学中の20歳の時、両親から「メソンを継いでほしい」と手紙を渡されたのをきっかけに、卒業後ここで働くことを決め、今に至ります。最近になって妹の優夢(ゆめ)もいっしょに仕事をしています。

私はここで生まれ育ったので、以前は価値を全く見出していませんでした。ただの田舎だと思っていたんです。でもスタッフとして働くようになって、お客様から「ここは本当にいいところですね」という感想をいただくことが多くて。そうなんだな~って(笑)、少しずつ比良という場所やメソンの価値に気づき始めたんですよ」

 

これからのメソンの展望はありますか?

 

風香さん「今は目の前のお客様が喜んでくださるのが一番で、まだ展望のようなものは考えられていません。でも両親が時代に合わせてメソンを成長させてきたように、私もこれからのメソンを創っていきたい。一人では無理なので、新しく入ってくれるスタッフみんなと一緒にメソンを盛り上げていけたらいいですね」

 

ちなみに、「メソン」とは英語で「中間子」という意味がある。これは紀元前・ギリシャのアリストテレスの倫理学で、徳の中心になる概念として「中庸」を挙げたことが語源となっているらしい。かたよることなく、調和がとれている「中庸」をもっと端的にいうならば、「良く生きるために大切なこと」とも言い換えられるだろう。

 

比良の中間にある宿として、これからも地域とともにあり続けるオーベルジュメソン。ここには旅行者にとっても、働く人にとっても良く生きるために大切なことが詰まっている。自分らしく誇りを持って働きたい方、新しいメソンを一緒に創っていきたい方、地域に貢献したい方にぜひ注目してもらいたい。

 

 

(2021/7/13 取材 和泉華織)

 


 

 

《オーナーから一言》

 

おいしい料理、ゆったりとした時間、居心地のいい空間。
さらなる高みを、一緒につくり上げられる人たちと仕事ができることを願っています。

オーベルジュメソン(有限会社 森の生活)
代表 渡辺風香

 

募集職種・雇用形態・給与

 

  • 料理長候補 正社員 募集は終了しました。

※1名 2023年春 料理長に就任いただきます。料理は和・洋を問いません。
料理長就任まで、必ずしもメソンで働いたいただく必要はありません。(応相談)
年俸制 力量に応じて300万円から600万円程度(支給実績あり)
年棒の1/12を月々支給します。
定期の賞与はありませんが、業績に応じて臨時賞与あり(支給実績あり)

 

(2) 経営・店舗運営マネージャー 雇用形態は自由

※若干名
オーナーの全般的なサポート業務
宿泊・ウエディング・レストランの運営に必要な仕事全般
マーケティング・ブランディング・デザイン(店舗・グラフィック・WEB)・WEB制作・ウエディングプランナーなどの経験者優遇

上記の職務を一人で賄えなくても構いません。

雇用形態も、正社員・パート・アルバイト・外注(業務委託)など、

募集いただく側の希望職種と希望勤務時間などに柔軟に対応します。
正社員の場合、年俸制240万円から(可能な職種の幅と力量に応じて考慮します。)
年棒の1/12を月々支給します。
定期の賞与はありませんが、業績に応じて臨時賞与あり(支給実績あり)

 

(3) 宿泊施設・レストランのサービススタッフ、客室の清掃業務

パート・アルバイトなど。
時給1,000円から(一定レベルに達するまでの試用期間あり)

勤務地

滋賀県大津市北比良1039-45

待遇・福利厚生
・業績に応じて昇給実績あり
・社会保険(健康・厚生・雇用・労災)
・通勤手当(上限 月10,000円)

休日・休暇
週休二日制
冬季休暇(連続10日程度の実績あり)

 

選考プロセス

まずは、職歴のわかる書類を添付の上、渡辺風香宛てにメールでコンタクトください。
info@meson-box.com

料理長候補・マネージャーの選考の際には、希望の職種に応じた実技試験があります。

<第6回>ながらくご無沙汰をしておりました。

2022.01.19

ながらくご無沙汰をしておりました。

『一緒に学ぶ ワインの愉しさ』を

この度、不定期ながら再開させていただくことになりました。

どうぞよろしくお願いします♪

しばらくはオーストリアのワインについてご紹介させていただくつもりでいます。 

兼ねてより興味がありましたワイナリーを、日本にオーストリアのガブリエル グラスをご紹介された清水 博之さんにお誘いいただき訪ねる機会に恵まれました。

その目的地であるWINZER FAMILIE GRGOR  SCHUPはオーストリアの首都ウィーンより南へ車で約30分、電車で行くと1時間ほどのところにありました。

まずはぶどう畑を案内していただきました。

訪問したのが11月末とあって、葡萄の木はほぼ裸ん坊でしたが、古代2,000年前のローマ時代より存在した広大なぶどう畑について語ってくれた6代目のGregor

彼は瞳をきらきらさせながら案内してくれました。

弱冠26歳の彼は、10年先にこの地にこれからの作り手や若い人たちの為のワインスクールを作りたいのだとか。

今年コロナが落ち着けば、日本にも市場を求めて行く予定だと言っていました。

若いながら次の担い手として、しっかりとしたビジョンを持つ彼に私は感服いたしました♬

日照時間や気温、場所柄に恵まれたこの土地では、シャルドネ、ピノ ノワール、カベルネ ソーヴィニョン、シラー、そしてオーストリア固有品種であるロードギップラー、ゲルバー ムスカテラなどが家族の手を中心として栽培されています。

 

 

貯蔵庫に移動してタンクや樽の管理などを見せていただき、キリッと冷えたRoseccoという弱発泡性のワインを試飲させていただきました。

もう、この子のお持ち帰りは心の中で即決定‼︎ 

このワインはスクリューキャップなのですが、内側に特殊な加工が施されていてギュッと締めると数日は泡がもつようになっているのだとか。

ワインの作られる工程などをドイツ語からわかりやすく通訳してくださるのは、今回お誘いいただいたウィーン在住の清水さんの奥様であるルイーゼさん。

このお二人、大好きです!

そして、皆さんに是非、是非ご紹介したいのがホイリゲなるもの♬

これは、また次回に改めてじっくりご紹介させてくださいね!

それでは皆さま、今年もよろしくお願いします。

私は、明るい春がもうそこまでやって来ているように思えてなりません〜♪

 

ホスピタリティには心がある

2021.08.16

 

「ホテル・リッツにみるホスピタリティ序論―ホスピタリティとサービスの関連について―」※という短い論文を読みました。

 

そこでは、「サービス」と「ホスピタリティ」の違いについて述べられています。

「サービス」は「サーバント=召使い」と同じ語源を持ち、一方、「ホスピタリティ」は「ホスト=主人」と同じ語源を持つそうです。

 

以下は本文の引用です。

 

”サービスの基本的な意味は、奴隷または召使としてマスターに仕えることであり、ホスピタリティの基本的な意味は、ホストとしてゲストを温かくもてなすことである。 言うまでもなく、温かくもてなすためには、温かいもてなしの心がなければいけない。 すなわち、ホスピタリティは心の状態を前提としているのである。”

 

より良いお宿を目指すために、勉強をさせてもらおうと、最近、少しグレードの高いホテルに泊まりました。そこで私は、「サービスに本質がない」という感想を持ちました。

これは、どれだけ質の高いサービスを提供していても、そこに「心」が存在していなければ、無意味になってしまう場合もあるということなのだと、この論文を読んで改めて感じました。

 

例えば、お客様にパンのお代わりについて、ご希望があればご提供するのがサービスです。

一方で、私たちは、食事の終盤や2回目のお代わりの際、最後のお料理までおいしく召し上がっていただくために、「次のお料理のボリュームを確認いただいてから、お伺いします。」と伝えることがあります。これはホスピタリティの一つなのかもしれないと感じました。

 

お客様の人数が変更になるというのはよくあることです。そのご連絡の中で、「息子が一緒に来られることになって」と伺うと、一緒に来られるご両親の気持ちを考えると私も嬉しくなりますし、「友人に急遽仕事が入って」と伺うと、一緒に来られなかったお客様と同じ気持ちで、私も残念に思います。

 

売り上げの増減を抜きにして、お客様が増えることや減ることに、喜びや悲しみを感じるのは、そこに心があり、私がホストとしてゲストをお迎えする姿勢を持つことができているからではないかと思いました。

 

今のお盆の時期のように、忙しい毎日が続くと、そんな「心」を忘れて、効率を重視してしまいそうになることがあります。しかしながら、「サービスはホスピタリティの中にある」

とこの論文では述べられています。つまり、ホスピタリティのないサービスは本来ありえないのです。

そのことを忘れず、日々お客様をお迎えしたいと思います。

 

 

 

※2001年、土 居 守「ホテル・リッツにみるホスピタリティ序論―ホスピタリティとサービスの関連について―」http://jslrs.jp/journal/pdf/45-1.pdf

キャンセルポリシー

2021.04.22

当館では、どのような理由であれ、

キャンセル料につきまして、特別な対応は行っておりません。

 

キャンセルポリシー通り、10日前からご宿泊料金の50%、2日前から100%を頂戴いたします。

 

ご利用ガイド

台風や積雪などの悪天候や、緊急事態宣言等の移動制限、ご自身やご家族の発熱など、

どのような場合であれ、変わりません。

 

ご予約の延期等の対応も行っておりません。

 

それは、そのご予約のために、食材の発注、料理の仕込み、スタッフの確保、お部屋の確保等の準備がすでに始まっており、

これらがすべてキャンセルによって無駄になってしまう為です。

 

お電話等でご相談頂きましても、こちらの対応を変更することはございませんので、

ご自身でキャンセルのお手続きを進めて頂けますと幸いです。

 

 

他のお客様との接触がご心配な場合、当館ではお部屋食のご利用が可能なお部屋がございます。

ログコテージ、本館ハナレ、比良別邸です。

該当のお部屋が空室の場合、ご移動頂くことは可能です。

 

ご希望であれば、お部屋でのチェックイン・チェックアウトも可能ですので、

私どものスタッフ1名~2名以外に、誰とも会わないでお過ごしいただくことができます。

 

(お部屋での過ごし方についてはこちらをご参照ください。)

「籠れる宿」の過ごし方

 

または、お知り合いをご紹介いただいても構いません。

 

ご予約を続行いただき、ご宿泊されることをご検討ください。

駐車場のご案内

2020.08.28

メソン周辺は行き止まりが多く、少しわかりにくい場所に位置しています。

また、本館ハナレ、比良別邸にはお部屋に近い駐車スペースをご用意しています。

 

事前に駐車スペースをご確認いただくと、ご来館がスムーズです。

 

ログコテージ、スーペリアのお客様(メイン駐車場):

案内板を直進、次の角を左に曲がった後、左側

 

本館ハナレのお客様:案内板の角を左に曲がった先の右側

 

比良別邸お客様:案内板のある角を左に曲がった先の左側

 

インスタグラムのハイライトでは、お写真でご紹介もしております。

合わせてごらんください。

https://www.instagram.com/mesonbox/

「籠れる宿」の過ごし方

2020.06.04

こんにちは、ふうかです。

 

緊急事態宣言が解除され、

少しずつ、お客様のご予約、ご利用が増えつつあるメソンですが、

以前とは、大きく変わったところがあります。

 

それは、多くのお客様が「籠もる」ための道具を

準備されているということです。

 

 

元々、父である前オーナーがメソンを始めた時、

大津市北部には、

周りに観光スポットになるものが無かったため、

「宿泊施設で過ごすこと」が旅の目的となるような

「籠れる宿」を目指そうと決め、

それに向けて、少しずつ環境を整えてきました。

 

例えば、

それぞれの部屋にリビングがあるので、

そこにライブラリーの本やCDを持ち込むと、

お部屋で過ごすだけで、

「何もしない贅沢を味わう」滞在が出来るようになっています。

 

そんな中で、一緒に来たご家族やご友人など

大切な人と向き合う時間が増え、

いつもは出来ないような少し特別な会話を作るお手伝いが

出来ると良いなと考えています。

 

 

前置きが長くなりましたが、

メソンの中にはお部屋食の出来るお部屋があるので、

お食事をお持ちする際、

お客様のお部屋での過ごし方を

垣間見ることができます。

 

例えば昨年だと、

どのお部屋に行っても、ラグビーワールドカップで大盛り上がり!

という時期がありました。

 

 

ここ最近も同じようにお部屋の様子を見ると、

多くのお客様が何らかの道具を

準備して来られているのです。

 

例えば、

ご自身でお持ちになったお気に入りのCDを流されていたり、

「お食事のあとにやろうと思って」と

パズルをお持ちになっていたお客様もいらっしゃいました。

 

私が最近1番楽しそうだと思ったのは、

「コードネーム デュエット」

というカードゲームをされていたお客様でした。

(本当に楽しそうにしていらしたので、

ご興味のある方は、こちらのサイトで詳しく説明されています。ご覧ください。)

 

 

それはさておき、

人の集まるようなところへ、自由にお出かけすることは少し難しい環境の中で、

「メソンでだったら外へ出かけられなくても、楽しい旅になるかもしれない」

「こんなものを持っていったら、もっといい滞在になるかもしれない」

などと考えてお越しいただいているのかなと思うと

とても嬉しく思います。

 

もちろん自由にお出掛け出来るようになることも

とっても楽しみなことですけどね…!

 

 

皆様も、メソンにお越しの際は、

まだ読んでいない本や見たかった映画など、

素敵な滞在のための道具をご用意してみてはいかがでしょうか?

 

そして、こんなものを持ってきたら楽しかったよというものがあれば、

また、教えてください。